2010 滋賀の春 さくら便り

今年の春は長い。隣の京都はいつ行っても観光客で大渋滞だが、すぐ隣の滋賀県は本当に穴場である。
京都に負けず劣らず滋賀にも見事な桜の名所がある。そして観光客もそこそこで車で行っても駐車場に困ることは稀である。そんな滋賀県に住んですでに7年になる。今年は幸運にも休日が晴れ続きで花見にでも行こうかという気分が高まる。
個人的にも大好きな場所「近江八幡」。もう10回近く訪れている。ここは水郷めぐりが有名で、船頭さんの手漕ぎで進む和船から河川敷に咲く黄色い菜の花と桃色の桜の何ともいえない絶妙な光景を楽しむことができる。
水郷めぐり以外にも古い趣のある町並みが残り、見どころの多い町である

時代劇の撮影も行われる近江八幡「
八幡掘」。

川面に映る桜も見事

時間があったので、ひとり川に沿って1時間ばかり散策した。少し泥水なのが気になるが、それもここ八幡掘りの味を出している。妻も子供もいない一人きりの散策。ゆっくりと自分のペースで歩くことができた

河川敷散を終えて町中散策へ移った。平日だったこともあり観光客も少ない。いつからだろうかこんな古い町並みを歩くのが大好きだ。
滋賀の春を代表するスポット「琵琶湖の疏水」。家から歩いても30分ほどの距離ので、子供をつれて度々散歩にも訪れる。秋は紅葉ですばらしいが、やはり春の桜の季節はライトアップも行われ、一面が桜色に染まる景色は絶景に値する。

ライトアップされた夜の疏水
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